応用行動分析に基づいた問題解決③

前回のトピックから機能の特定の仕方は何となく分かったでしょうか?ここから支援に結びつけるために特定した機能を活用してみましょう。「悪口を言う」問題行動を維持している結果が「クラスメイトからの注目」であるならば、「もっと適切な行動で注目を受けることができるようにしよう」ということが目標になります。それではどのような行動を、その適切な行動として設定するのか、ということは各自の創意工夫になります。それは子どもによっても異なるでしょうし、教える側の教えやすい行動もあるでしょう。

候補としては「挨拶する」「遊びに誘う」「最近買った文房具を見てもらう」などがあるでしょう。