Voice 在校生・修了生の声

  • イメージ

    大学院の授業について

    総合や特活のほかに、カリキュラム論や評価についての科目を多く履修しました。カリキュラム論では、ふるさと学習を特活総合の中で終わらせるのではなく、いろいろな教科と関連付けて実施していくことが必要だと感じました。また、設計したカリキュラムがよかったかどうか判断するためにも、授業の評価についての計画をあらかじめ考えておく必要があることが分かり、目からうろこでした。

    現職院生小学校教員Kさん

  • イメージ

    集団ゼミと個別ゼミについて

    1年次の夏休み前には、指導教員が決まるので、そこからは研究に関しての取り組みが本格的に始まります。先行文献を読んだり、学会や研修会などにも参加して、その成果を個別ゼミで報告し、指導教員の先生と研究の方向性について相談します。1年次の後期には、2年次の実習に向けて調査を始めています。
    集団ゼミは年に2回行われます。コースの先生や他の院生に自分の成果物の進捗を発表し、検討会を行います。普段の個別ゼミだけでは気づかない視点や、異なる専門のアプローチが、自分の研究に役立ったりして、緊張はしますが、学びも大きいです。

    現職院生中学校教員Hさん

  • イメージ

    現職院生と学部卒院生の関係

    私は大学院で人生の師匠に出会いました。それは同じコースの現職の先生です。私の考えをよく聞いて、自分だったらどうするかという視点からアドバイスをくれます。自分の考えを押し付けるようなタイプではないので、とても付き合いやすいです。大学で会ったら気さくに声をかけてくれますし、教育や研究の話だけでなく、ちょっとしたことでも本当によく話します。修了したら、この先生のような教員になりたいと強く感じています。

    学部卒院生Kさん

  • イメージ

    地域の教育活動に関わる

    実習期間以外にも、実習校で、放課後の学習支援員をしています。児童に個別に対応していると、他にも質問したい児童がどんどん出てきて手が回らなくなり、教員の大変さを改めて感じました。それでも、児童が少しでも「わかった」という表情をしたときは嬉しくなります。また、児童が自分からプリントに向かう姿を見ると、その姿勢をもっと伸ばしてあげたくなります。

    学部卒院生Iさん

  • イメージ

    院生同士の自主ゼミ

    夏休みになると、院生同士が授業で会うこともなくなり、コロナの影響で、院生室で直接会うこともできなかったので、Zoomで院生だけの自主ゼミをしました。学級経営や道徳など、各自の研究テーマに関わる話題を出して、それについて話し合いました。様々な実践経験を持つ仲間と、教育について考えをぶつけ合い、知的な刺激を大いに受けることができました。

    現職院生小学校教員Sさん

  • イメージ

    現職院生の2年間

    1年次は、ほとんど毎日授業だらけでしたが、週に1日は、授業のない日を作って、現任校に行ったり、学外の研修会に行ったり、あとはレポートの作成をしていました。私は、1年次は実習の免除申請をしたので実習はしていませんが、それでも成果物に関連する取り組みでよく現任校に戻って、研究の打ち合わせをしました。
    2年次も、研究に関連しそうな授業を履修しました。また、現任校での実習が本格的に始まりました。私の研究テーマがキャリア教育における教員研修だったため、4月~5月に事前調査を行い、8月~11月にかけて研修を実施し、事後調査が終わったのは12月初めでした。ほぼ1年の間、定期的に、オンラインや実際に現任校に出向いて実践を進めました。

    現職院生中学校教員Mさん

  • イメージ

    学部卒院生の2年間

    1年次は、教員採用試験があるので、試験までは、普段の授業のほかに、教採の勉強もしました。自分自身で勉強をして、キャリアセンターで模擬授業や模擬面接もするのはもちろんですが、ストレート生で集まって勉強会をしたり、模擬授業の練習をしたりしました。現職院生も同じ院生室におられるので気軽に質問できて、院生同士で助け合って乗り越えました。試験が終わってからは、すぐに1年次の実習の準備を始めました。1年次の実習は、10月から4週間の集中で実施しました。
    2年次は授業もなく、実習が主でした。自己有用感を高める取り組みの準備、授業、フォローアップのために、6週間を2週間ずつに分けて実習しました。メインの実習期間のほかにも、学校には頻繁に訪問して、生徒との関係をつくったり、メンターの先生と打ち合わせをしたり、やることは多かったですね。

    学部卒院生Nさん

  • イメージ

    夜間生の学び方

    わたしは、働き続けながら大学院で学んでいます。対面授業がある日は、小学校での仕事が終わった後、サテライトに向かいます。夜間の授業は6時間目(18:30から20:00)と7時間目(20:10から21:40)に設定されています。オンライン授業も活用されていて、サテライトに出向かずに受けられる授業やオンデマンドで配信される授業も多くあり、仕事と学修を両立させる上で大変たすかっています。また長期履修制度もあって、2年間の学費で3年間在籍することができるので、1年間に修得する単位数が少なくてすみ、余裕をもって履修計画を立てることができています。

    現職院生小学校教員Tさん

  • イメージ

    修了後のつながり

    わたしは、このコースの前身にあたる生徒指導実践開発コースの修了生です。今このコースにおられる先生のゼミでした。先生には、在学中はもちろんのこと、修了後も研究や現場の相談をさせてもらっています。大学院で研究の面白さを知って、現場でもデータを取るなど継続しています。このような活動を後押しするため、大学同窓会が修了生と大学教員による共同研究に研究費(公募)を出してくれていて、わたしも受給できました。このコースには自らが望めば、現場で研究を続ける修了生を応援してくれる環境が整っています。大学院での学びを現場に活かし、さらに自分も学び続ける教師としてがんばって行きたいと思っています。

    修了生Rさん
    (O県S市教育委員会指導主事)

同窓会による共同研究の
サポートについてはこちら