総合学習の理論構築と実践力形成

「総合学習の理論構築と実践力形成」

本授業では、最近の国内で実施されている「総合的な学習の時間」の実践に限らず、様々な時代の諸外国の総合学習に関する事例も対象として取り上げ、グループワークを中心にそれらの特徴理解や単元開発等を通して、教育実践力の形成を目指しています。例年3名の担当教員によって行われます。

授業形式としては、3名の担当教員が開くミニゼミ形式(3クール)を計画しています。第1クールでは、総合学習の世界編、第2クールは、総合学習の日本編、最後の第3クールでは、第1、第2を踏まえたオリジナル編の探究となります。もちろん、各クールの終わりには、発表・交流の時間が設定されています。こうした一連の展開は、まさに「探究」のプロセス体験と言えましょう。自らの問いの設定とその解決を追い求めていくことで、自らの内に総合学習のビジョンが拓かれ、具体的な実践力の形成がなされていくことになります。