令和の日本型学校教育とは

 令和の日本型学校教育とは、2020年代を通じて実現を目指す学校教育であり、その姿が「全ての子供たちの可能性を引き出す、個別最適な学びと、協働的な学び」であるとされています。

 これは、中央教育審議会による『「令和の日本型学校教育」の構築を目指して~全ての子供たちの可能性を引き出す、個別最適な学びと協働的な学び~(答申)』(令和3年1月26日)の「はじめに」(p.1)に書かれています。

 加速度的な社会変化に対応しうる資質・能力を育成するには、従来の「日本型学校教育」の良さを受け継ぎつつ、教員の働き方改革やICTの活用を進めながら、平成29・30年の学習指導要領を着実に実施することが重要とされます。その際に目指されるのが、「個別最適な学び」と「協働的な学び」の一体的な充実ということです。

(宮田佳緒里)

参考文献

中央教育審議会 『「令和の日本型学校教育」の構築を目指して~全ての子供たちの可能性を引き出す、個別最適な学びと協働的な学び~(答申)』(令和3年1月26日)