応用行動分析に基づいた問題解決①

学校教育の中では様々な生徒指導的課題が生じます。この一連のトピックエッセイでは、応用行動分析学の立場から、これらの課題に対する状況の分析と支援方法をお手伝いできる「行動随伴性」についてご紹介します。以下の図をご覧下さい。

応用行動分析学では、ある課題が生じた時、その課題の前後関係から課題の分析を行い、支援方法を考えていきます。具体的には、Bの「行動」が生じる前にはA「行動のきっかけ」があり、後にはC「行動の後の結果」があります。これらを細かく特定していくという作業を行っていきます。次回は事例をもとにどのように行動随伴性を生かしていくかを書いていきます。