自分の考えを書いたノート
さて、では具体的に話し合いを進めていく際に必要になることは何か。それはやはり自分自身の考えをしっかりと主張できることであろう。そのためには“自分の考えを書いたノートやメモ”が必要になってくる。“考える素材はあるのか?”ということである。
“考える素材はあるのか”すなわち「自分なりの意見はちゃんと持っているのか」「考えを書き記したものはあるか」はとても重要である。仲間の意見に耳を傾けようにも、まずは自分自身の考えがなければ、それらを比較・検討できないからである。
道徳科の時間にノート指導をする先生や、振り返りカードを用意している先生の多くは、きっとこのことを意識しているのであろう(無意識の場合もある)。